2025年は「浅草サンバカーニバル第40回目」の開催。
そして、日本とブラジル国交樹立130周年記念。
アニバーサリーイヤーです!
「浅草サンバカー二バル パレードコンテスト」は浅草っ子が始めた“お祭り” 。
1981年にスタートをした「浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」は皆様のご支援のおかげで、夏の風物詩として大きく成長致しました。本場ブラジル・リオのカーニバルをお手本にする出場チームの熱意あるパフォーマンスは、北半球最大のカー二バルと称するにふさわしい質を誇ります。
その起源は、1970年代後半に遡ります。
当時、テレビの普及により、にぎわっていたはずの浅草の演芸場や映画館からはお客さんの足が遠のき、街には寂しい雰囲気が漂っていました。この状況を憂慮した当時の台東区長内山榮一氏はこの状況の打開策を模索し、喜劇俳優伴淳三郎氏に相談をいたしました。浅草のためと快く応じた伴氏は“サンバはどうでしょう?”と区長へ提案されたのです。これが「浅草サンバカーニバル」の始まりでした。
本場ブラジル・リオのカーニバルの熱気を日本で再現するために、1980年に視察団を結成されブラジルを訪問、サンバを研究しました。その翌年、1981年8月29日に、記念すべき第1回目の 「浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」 が開催されたのです。
今でこそ、日本各所でサンバカーニバルが開催されてますが、当時はサンバを生で見たことがある人はほとんどいませんでした。
しかし、浅草は古くから文化発祥の地として知られ、新しいものを積極的に取り入れていく風土もあったことから、未知の存在であったサンバも、地域の方々のご理解とご協力、そして多くの方々に支えられ、今に至ります。
2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、参加チームの練習や衣装制作等の事前準備も大きく制限がされ、各関係者各位の安全確保を最優先に考え、やむを得ず開催を断念した年もありました。しかし、再開に向けて様々な取り組みを続け、おかげさまで昨年2024年、「第39回浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」として5年ぶりに完全復活を遂げることができました。そして本年、いよいよ記念すべき第40回の節目を迎えます。アニバーサリーイヤーとなる今年は、パレードコンテストに加えブラジル物産展などの同時開催も予定しており、今年も浅草の街中に煌びやかなサンバのリズムが響き渡ることでしょう。
長きにわたり浅草の歴史と共に歩んできた貴重なコンテンツ「浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」。
10年、20年、そしてその先の未来を見据え、サンバの魅力と素晴らしさを皆様にご堪能していただけるよう、本催事を成功させるべく、運営一同、最善の努力を尽くしてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
浅草サンバカーニバル実行委員会
開催概要
名 称 | 第40回浅草サンバカーニバル パレードコンテスト |
開催日時 | 2025年8月30日(土) 13:00~ ※時間は変更になる場合があります |
開催場所 | 浅草 馬道通り~雷門通り |
主 催 | 浅草サンバカーニバル実行委員会 |
後 援 | 東京都、台東区、外務省、駐日ブラジル大使館、日本ブラジル中央協会、ときめきたいとうフェスタ |
特別協賛 | アサヒビール株式会社 |
協 賛 | 金龍山 浅草寺、協同組合 浅草商店連合会、一般社団法人 浅草観光連盟、株式会社ジェイコム 東京すみだ・台東局、株式会社大塚商会、浅草花やしき、浅草ROX、アサヒ飲料株式会社、明治安田生命、浅草うまいもの会、浅草のれん会、浅草国際通り商店街連合会、JRAウインズ浅草、ヒューリック株式会社、浅草専門店会、東京浅草組合、朝日信用金庫、ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC、FC東京、荒井商事株式会社、株式会社永谷園、株式会社イマイ、株式会社アクティオ、味の素株式会社「Sazón®」、浅草有志通り会・町会(順不同) |
協 力 | 浅草郵便局、ボーイスカウト東京連盟さくら地区、浅草エスコーラ・ヂ・サンバ協会(AESA)、在日ブラジル商工会議所、有志協力団体(順不同) |
パレードカテゴリー | コミュニケーションリーグ(地元小学校など)・テーマサンバリーグ ◇コンテスト対象チーム◇ S2リーグ・S1リーグ |
観客動員数 | 約480,000名 ※第39回実績 |
第39回浅草サンバカーニバル開催の判断基準
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